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結婚式費用がコロナ禍で浮いた…代わりに何を買った? 外出自粛の影響が如実に

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

結婚指輪の購入率はなぜか減少 「外出できなくて時が過ぎ…」

結婚指輪を購入しないカップルも増加中(写真はイメージ)【写真:写真AC】
結婚指輪を購入しないカップルも増加中(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 前述の自由回答にあった「結婚式ができなかった・行わなかった」の声。実際にはどの程度の割合なのでしょうか。結婚式の有無や予定を尋ねる設問では以下の結果になっています。

【結婚式はした?:2019年以前→2020年以降】
「した(する予定)」64.3%→53.3%
「しなかった」15.3%→28.9%

 やはり、しなかった人は増えているようです。また、婚約指輪は「購入した(する予定)」が19年以前の55.1%に対し、20年以降は60.0%と増加傾向に。しかし結婚指輪は「購入(する予定)」が19年以前の94.9%に対し、20年以降は90.0%と減少に転じました。その理由を見てみましょう。

【2020年以降に結婚指輪を購入しなかった理由】
「2人で『欲しいね』と話してはいましたが、夫は仕事では着けられないし、先延ばしにしています。指のサイズの関係で店頭に行かないといけないのですが、外出しづらいので買わないまま今に至ります」(大分県・34歳女性・2020年8月結婚)
「婚約指輪と結婚指輪、両方あっても着けていくところがないし、結婚指輪に費やすお金がもったいなく、結婚10周年になったら記念に買うことにしました」(鹿児島県・27歳女性・2020年6月結婚)
「後で買おうと思っていたのですが、外出できなくて買わずに時が過ぎてしまいました」(神奈川県・33歳女性・2020年1月結婚)

 こちらにもコロナ禍による外出自粛の影響が。結婚指輪は一生ものですから、しっかり現物を見て決めたいですよね。また、結婚式を行わなかったため指輪交換のセレモニーをする機会もなく、結婚指輪に必要性を感じないという人もいるようです。

 そのあり方や結婚式のスタイルなど、結婚に関する事柄は時代とともに多様化しています。その流れがコロナ禍で一気に加速したのかもしれません。感染症拡大の先行きはまだまだ不透明ですが、カップルが楽しく幸せな生活を送ってくれることを祈るばかりです。

(Hint-Pot編集部)