10月まで旬のツルムラサキと合わせて　栄養満点なおひたしに

　栄養効果が高い食用菊に、ビタミンA、カルシウム、鉄分といったミネラルが豊富な「ツルムラサキ」を加えることで、パーフェクトな一品に。ツルムラサキが手に入らないときはホウレンソウや小松菜、春菊などの青菜を使ってもOKです。

　ツルムラサキのトロリとした粘りが菊花にほどよく移り、味わい深い一品です。鮮やかな黄色に緑が映えるので、ちょっとしたおもてなし料理にもおすすめ。

○菊花とツルムラサキのおひたし
【材料】（作りやすい分量）
食用菊　　　　1パック（90～100g）
ツルムラサキ　1把（240g程度）
シメジ　　　　1/2株
酒　　　　　　大さじ1
白だし　　　　大さじ3
水　　　　　　大さじ2

【作り方】
1. 食用菊はよく洗い、花びらだけをむしりとる
2. 片手鍋（直径19～20cm程度）の7分目まで水を入れて湯を沸かし、ツルムラサキを茎から入れる。全体を鍋に入れてから40秒ほど茹でる
3. 茹で上がったツルムラサキを冷水にさらし、水に漬けたまま10分ほど置いて色止めをする
4. 鍋にもう一度湯を沸かし、沸騰したら弱火にする。色止め用に酢大さじ2杯（分量外）を入れ、食用菊をサッと湯がく
5. シメジは石づきを落として耐熱皿に並べ、酒を上から振りかけてラップをふんわりとかけ、レンジで2～3分ほど（600Wの場合）加熱する
6. 大きめのボウルに白だしと水を入れ、よく混ぜ合わせておく
7. ツルムラサキの水気をよく切り、4cm程度の長さに切る。水気をよくきった食用菊、5のシメジと一緒に６のボウルに入れてよく和える。15～20分ほど置いて、味をなじませれば完成

（和栗 恵）