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カリフラワーはなぜ「畑のレモン」? 加熱すると食物繊維は増加 新鮮さの見分け方も

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

教えてくれた人:和漢 歩実

生でも食べられる? スープなどもおすすめ

カリフラワーのスープ(写真はイメージ)【写真:写真AC】
カリフラワーのスープ(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 カリフラワーは生でも食べられますが、ややえぐみがあるので茹でて食べるのが一般的です。ビタミンCが多く、鉄を多く含む小松菜やホウレン草と一緒に食べると鉄の吸収率を上げてくれます。茎にも豊富に含まれていますので、ビタミンCを残さずいただきたい時は汁ごといただけるスープにするのが良いでしょう。

 サラダにしてドレッシングやマヨネーズをつけて食べるのもおすすめ。油脂により緑黄色野菜に多いビタミンA(βカロテン)の吸収率がアップします。白いカリフラワーに、青菜、赤やオレンジ、黄色など色鮮やかなパプリカを加えると彩りも美しく、見た目もおいしい一皿になりますよ。

 茹で方にはコツが。鍋で丸ごと茹でると崩れにくく、栄養素の損失も少なく済みます。さらに、水で溶いた小麦粉を入れて茹でるとふっくら仕上がり、表面がコーティングされるので旨味を逃しません。電子レンジでの加熱も、水溶性の栄養素の損失が少なく済むのでおすすめです。茎に包丁で切り込みを入れてから手で裂くと、ぽろぽろ崩れません。