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自宅の家電で焼き芋を作る調理法4つ 一番簡単でおいしく仕上がるものを調べてみた
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ホクホクで甘~い石焼き芋を家庭で作りたい! 電子レンジやオーブントースター、炊飯器など家庭にある調理家電でできる簡単な焼き芋調理法はいくつかありますが、一体どれが一番手軽でおいしくできるのでしょうか。4つの調理法を試してみました。
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サツマイモが甘くなるのは60~75度
焼き芋は品種だけでなく、作り方でも味や食感が大きく変わるもの。屋台やスーパーマーケットで販売されているおいしい焼き芋は、温度管理を行いじっくり加熱することによって甘みを引き出しています。
サツマイモの甘さを引き出すには、60~75度で低温加熱することが重要だといわれています。サツマイモのでんぷんが麦芽糖に変わり、甘みが引き出されるのがこの温度だそうです。とはいえご家庭では、この温度を保ったり手間をかけて調理したりするのがなかなか難しいですよね。
そこで今回は、家庭でもできる焼き芋調理法として有名な4つを検証しました。どのくらい簡単にできるのか、また調理法の違いによって出来上がりや味が違うのかを比べてみましょう。
電子レンジを使ってホクホクの焼き芋作り
今回使用したサツマイモは約160~190グラムの中サイズ。調理時間などは、調理家電の種類やサツマイモの大きさによって異なる場合があるのでご注意ください。まずは電子レンジを使った調理法から検証してみましょう。
【電子レンジを使った焼き芋の調理法】
1. ペーパータオルを水で濡らし、サツマイモを包む
2. ペーパータオルの上からラップで包む
3. 電子レンジ(600W)で1分30秒加熱する
4. さらに200W(または解凍モード)で10分加熱する
電子レンジで調理した直後は、ホクホクとした食感に仕上がりました。お店で販売されている焼き芋と比べると、水分は少なくしっとり感がない印象です。加熱時間はたったの13分とお手軽ではありますが、お店でじっくりと火を通したようなしっとり感を再現するのは難しいかもしれません。
一方でメリットは、濡れたペーパータオルとラップに包んでレンジにかけるだけという簡単さ。ただし、時間が経つとさらに水分が抜けてパサパサになってしまうので、出来上がりをすぐに食べるのがおすすめです。