どうぶつ
うっかり閉め出されたいぬ 哀愁漂う表情に1.5万人注目 「切ないおかお」
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ベランダにぽつんと佇む1匹の白柴。何かを訴えるようにじっとこちらを見つめる表情は、どこか心細さを感じさせます。実は、こっそりベランダに出ていたことに飼い主さんが気づかず、閉め出されてしまったそう。ツイッター上で1.5万件もの“いいね”を集めた写真について、飼い主さんに詳しいお話を伺いました。
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こっそりベランダに出たチョビちゃん 飼い主さんが振り返ると…
なんとも切ない表情で注目を集めた白柴の「チョビ」ちゃんは、9歳の女の子。チョビちゃんの日常を発信する飼い主さんのツイッターアカウントは、フォロワー数4.4万人に及ぶ人気ぶりです。
これまでにも、ぬいぐるみと“組体操”をしたり、コーヒーショップに入りたくてニコニコ笑顔になったり、“声色”を変えて上手におねだりしたりする様子などが話題になりました。
この日、チョビちゃんは洗濯物を干そうとしていた飼い主さんを追ってベランダへ。暖かい陽光を浴びて、そばには大好きな飼い主さんがいる最高のひとときを、まったりと過ごしていました。
外の空気を存分に堪能し、そろそろ部屋の中へ……と思ったチョビちゃんでしたが、目の前には網戸が。実はこのとき、飼い主さんはチョビちゃんも一緒にベランダへ出ていることに気づかず、洗濯物を終えてそのまま網戸を閉めてしまったそう。チョビちゃんは“ひとり”でちょこんとベランダで座わり、網戸越しに飼い主さんへ向かって寂しげな視線を送り続けていました。
そんなチョビちゃんの姿を写真に収め、飼い主さんは「うっかり閉め出されてしまったときのいぬ」とのメッセージを添えてツイッターに投稿。すると、1.5万件もの“いいね”が集まりました。
リプライ(返信)には「ザ・哀愁」「あの~って表情がかわいい」「切ないおかお」「御簾で隔たれたお姫様」「おかちいぞ、どうしてだ……」「『信じられん!!』っていう声が聞こえてきた気がする」「お、お、お母さ~ん! 開けて」「なんか念が聞こえる 『主よ早く開けるのだ』」など、チョビちゃんの切ない表情にさまざまな声が寄せられています。
ベランダでの日向ぼっこにハマったチョビちゃん 数日後に驚きの展開が
飼い主さんに気づいてもらうまで、10分ほど待ち続けていたというチョビちゃん。ベランダで日向ぼっこをしながらのんびり過ごしていたそうです。
そんなマイペースなチョビちゃんに、「もっと強く『入れてくれ』アピールすればいいのに……」と思いつつ網戸を開けた飼い主さん。チョビちゃんは、何事もなかったかのように部屋に入ると、そのまま水を飲みに行ったそうです。
閉め出されてしまった数日後、洗濯物を干そうとしていた飼い主さんよりも先に、チョビちゃんがベランダへ! 飼い主さんのサンダルを枕にして、日向ぼっこしながらくつろいでいたそうです。もしかしたら、こうやってしっかりアピールすれば閉め出される心配もないと考えたのかもしれませんね。
○取材協力:チョビ(@sirosibainu)さん
(Hint-Pot編集部)