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甘口カレーに入れると大人の味に 家庭菜園初心者はハーブに挑戦を 農家が太鼓判を押す3種とは

公開日:  /  更新日:

著者:こばやし なつみ

甘口カレーにハーブを刻んでのせれば大人の味に

 ちなみに、夏場は“ハーブ三昧カレー”をよく作って食べます。我が家では、子どもも含めて家族全員で食べるカレーの辛さが甘口一択のため、薬味のトッピングで大人の味に変化をつけます。

 収穫した複数のハーブを細かく刻んで、福神漬けのようなイメージで食べます。大葉、バジル、パクチーにミョウガも加えれば、爽快感あふれる香りでうだるような暑さも吹き飛ばしてくれます。

 ちなみに、カレーのスパイスなどに使われているコリアンダーは、パクチーが完熟した種を指すそうです。そもそもカレーのスパイスにはコリアンダーが使われていることからも、パクチーの葉の部分とも相性が良いのかも知れませんね。

 ぜひ、夏のキッチンハーブの家庭菜園を楽しんでくださいね。

【参考】
「もっとからだにおいしい 野菜の便利帳」白鳥早奈英、板木利隆監修(高橋書店刊)
「新版 食材図典 生鮮食材篇」(小学館刊)

(こばやし なつみ)

こばやし なつみ

半農半フリーランスPRプランナー。2009年に大学卒業後、東京のPR会社に就職。PRプランナーとして勤務後、14年に独立。同年、茨城県・水戸の兼業農家へ嫁ぐ。16年9月に茨城県立農業大学校いばらき営農塾(野菜入門コース)を修了、同11月に第1子を出産。現在は少量多品種(年間約30~40種)の野菜を義両親と共に作り、販売する傍ら、平日は執筆、意識調査の設計・分析等の仕事もこなしている。