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「これは好きだな!」「後味が変わっている」 ヨーロッパ出身の男性3人が日本のドリンクを試飲 意見が分かれたお気に入りの味とは

公開日:  /  更新日:

著者:荒木 優里

さわやかな甘酸っぱさを感じる炭酸飲料

 最後は、強すぎない炭酸とすっきりとした甘酸っぱさが絶妙なバランスの「C.Cレモン」。後味に広がるレモンの香りがさわやかで、炭酸が苦手な人でもおいしく飲めるでしょう。

 アクセルは「『スプライト』に似ているね。バブルは強めで、微炭酸には感じないよ」と悪くない反応です。サウルは「昔、食べたことがあるアイスのライム味に似ていると思う! お酒にも合いそうだ」と、懐かしの味を思い出した様子。ダビデは「ヨーロッパで飲んだことがある炭酸飲料みたいだ。ちょっと苦みを感じるな」と、それぞれ味わったことがあるものを思い出しながら、感想を話し合っていました。

 3人とも、どこかで知っている味でオリジナル性を感じなかったようで、アクセルとサウルは6点、ダビデが6.5点、という結果に。

日本の飲み物はどれも飲みやすかったという評価に

それぞれお気に入りの味が決定【写真提供:荒木優里】
それぞれお気に入りの味が決定【写真提供:荒木優里】

 すべての試飲を終え3人の採点を振り返ったところ、それぞれのベストドリンクは、アクセルとダビデが「ネクター つぶつぶ白桃」(8点)、サウルが「デカビタC」(7.5点)となりました。

 さまざまなジャンルの日本の飲み物を試飲してもらいましたが、「全体的にはどれもマイルドな味わいで飲みやすかった」ようです。また、味が似ているほかのドリンクと比較していたのも印象的でした。

 今回の彼らの反応でとくに興味深かったのは、冷たい緑茶に驚いていたこと。温かい緑茶は海外の日本食レストランで提供される機会も多いですが、冷たい緑茶に出会うことはほとんどないようです。日本について知ってもらう、良い機会になりました。

(荒木 優里)

荒木 優里(あらき・ゆり)

米ニューヨーク州在住のフリーアナウンサー。慶應義塾大学を卒業後、KSB瀬戸内海放送、テレビ埼玉で局アナとして勤務し、報道番組のキャスターや情報番組の中継リポーターなどを担当。2022年夏に渡米し、現在は初めて体験する海外生活での奮闘ぶりを日々発信中。