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節分の炒り豆をスープとピラフに活用 超簡単で美味な「福豆レシピ」
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余りがちな節分の炒り大豆を料理に活用する「福豆レシピ」を、料理家の市川千佐子さんが紹介します。そのまま食べてもおいしいですが、砂糖を煮溶かして「飴がけ」にすると子どもも大人も幅広い年代で楽しめるカリカリ食感が美味のおやつになるそうです。紹介するレシピは、スープとピラフの2品。炒り豆を加えることで、香ばしい風味と食感がプラスされます。
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炒ってあるので、料理に加えると香ばしさとホクホク感が楽しめる
節分の夜、豆をまいて、鬼や厄を祓うのはおなじみですね。その節分で、多くの地域で使われる「炒り大豆」。私はそのままポリポリと食べるのが大好きですが、なかには「味がない……」と余ってしまったり、少し食べづらいという声も聞きます。おやつ用にお砂糖を煮溶かして「飴がけ」にすると、甘くてカリカリとした味わいと食感がクセになる、止まらないおいしさになります。
また、お料理に入れると、炒ってあるので、短時間で香ばしいホクホクのお豆に大変身! そのまま食べるより、消化しやすくなることも期待できます。
節分の炒り大豆を使った簡単レシピ2品を紹介します。1品目は、鶏の手羽中と長ネギを煮込んで、滋養のあるあったかスープ。そこに加えた炒り大豆の香ばしい風味が「だし」となり、スープに深みを加えてくれます。
2品目は、タコと一緒に炊き込んだピラフです。タコのコリコリと大豆のホクホクとした食感を楽しめます。