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今さら聞けない「鬼滅の刃」 “全集中”で世間に追い付く基礎知識 ポイントは難読漢字?
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もう覚え切れない! 鬼もまた怒涛の数
この時点ですでにお腹いっぱいかと思われますが、鬼の存在も無視するわけにはいきません。しかし、鬼殺隊と同様に鬼にもランク制が導入されており、上位だけで一軍・二軍合わせて12人(鬼?)という数の多さです。そろそろ頭が混乱してきましたので、ここでは劇場版(アニメ版26話)までに登場する“メイン鬼”だけを挙げてみます。
【十二鬼月:上弦の鬼】※一軍
上弦の参:猗窩座(あかざ)
【十二鬼月:下弦の鬼】※二軍
下弦の壱:魘夢(えんむ)
下弦の弐:轆轤(ろくろ)
下弦の参:病葉(わくらば)
下弦の肆:零余子(むかこ)
下弦の伍:累(るい)
下弦の陸:釜鵺(かまぬえ)
あまりにも読みがなが分からず泣きそうになりますが、とりあえずは鬼チームのセンター、要するにラスボスだけ覚えておけばOKです。
鬼舞辻無惨(きぶつじ・むざん):すべての鬼を生み出した大元締め
鬼滅はこの無惨がすべての始まりであり“元凶”です。その過程や目論見は物語の中盤以降で明らかにされますが、基本はラスボスだけにあらゆる場面で無茶をします。部下鬼への扱いもとんでもないことが多く、一部では「パワハラ上司」と呼ばれているそう。その割には人間の姿ではやたら美形というギャップも、ある意味では魅力的です。
(注:鬼舞辻の「辻」は「一点しんにょう」が正式表記)
人数が多ければ「推し」も分散! ファンの熱い推しコメントは?
炭治郎が引っ張る大きな物語に「泣かせるエピソード」や「キャラ同士の絆」「ランクアップと技」などが巧みに織り交ぜられている鬼滅。世代や求めるカタルシスによってさまざまな見方ができる部分こそ、老若男女問わず人気を呼んだ理由といえるでしょう。
中でも、過去をしっかりと描かれたキャラたちは、それぞれに熱烈なファンが存在しています。その魅力は一方的に説明するより、ファンの熱い「推しコメント」をお届けしたほうが伝わるかと思われます。
【竈門炭治郎】
「人間味がある。お兄ちゃんだからって理由で頑張るのが好き」(27歳・男性)
「つらいことがあってもくじけず前を向いて進み続ける姿に心打たれました」(19歳・男性)
「正義感が強く、人に優しいところ。行動や発言を見習いたいなぁという気持ちになります」(27歳・女性)
【竈門禰豆子】
「竹くわえているのがかわいいから」(4歳・女子)
「可愛いし強いし仲間を助ける」(9歳・女子)
「娘には守られるだけでなく、いざという時には戦える、そんな女性になってほしいから」(42歳・男性)
【吾妻善逸】
「普段は面白いキャラだけど、寝る時(戦闘時)に強くてかっこいいギャップがすごい」(13歳・女性)
「ナヨナヨしてるけど面白くて、寝てからがかっこよく変身して最後は絶対に勝つ」(9歳・女子)
「ギャップ萌え。普段ナヨナヨの女好きなのに、戦うスイッチが入った時かっこよすぎる」(29歳・女性)
「普段は頼りないが、戦闘で本領発揮した時の姿が魅力」(31歳・男性)
【嘴平伊之助】
「人間との関わりを通じて、自身の感情が生まれている成長の部分」(48歳・男性)
「ブルーの瞳がかわいい」(29歳・女性)
もちろんこの他にも、柱たちなどにも熱烈なファンが存在します。ルックスや性格、作中での立ち回りなど、やはりこちらも鑑賞者の着目点によって千差万別。選び切れないと複数のキャラを挙げる人も多数いました。中には「絶対自分の推しキャラができると思うから、それ話し合おう!」(32歳・女性)という回答も。