インタビュー

音楽は何歳から習わせればいいの? 1児のパパでもある人気バイオリニストの答えとは

著者:中野 裕子

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バイオリニスト・白須今さん【写真:荒川祐史】
バイオリニスト・白須今さん【写真:荒川祐史】

 コロナ禍で子どもたちの生活も大きく変わり、「習い事を見直した」という親もいるようだ。しかし、「音楽を習わせたい」という親は依然として少なくない。「何歳から習わせたらいいのか」「どうしたら楽しんで続けさせられるのか」など、気になることは多い。そこで、SNSなどで若い世代を中心に大人気のバイオリニスト・白須今さんに、自身の経験を踏まえた“子どもが楽しんで音楽を学ぶ方法”について聞いた。

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「4歳くらいがちょうどいい」 バイオリンを習い始めるのにおすすめの時期

 僕は2歳の時「スズキ・メソード音楽教室」に通い始めました。母いわく、テレビで誰かが演奏しているのを見た僕が「やりたい」と言ったらしいです。

 両親は音楽家ではありませんが、母は元々クラシック音楽に憧れがありました。ラジオで「バイオリンを習わせると不良にならない」と聞いたこともあり、胎教でクラシック音楽を聴いていたそうです。それで、僕も自然に好きになったのかもしれません。

 習い始めた時は2歳ですから、バイオリンをかまえても飽きちゃって10秒ももたなかったと思います。2、3歳の子どもを教えたことがあるのですが、バイオリンは独特のかまえ方を身につけさせ、集中力を持続させるだけでも大変。音楽を習い始めるのに2歳はちょっと早すぎで、4歳くらいがちょうどいいのではないかと思います。

 子ども自身が「バイオリンを弾くんだ」と自覚を持って取り組めますし、習い始めた時の記憶も残りますしね。僕は物心ついた時から弾いているので始めた時の記憶がなく、教える時に自分の経験を生かせず、幼児に教えることは難しかったです。