からだ・美容
お肌のたるみは胃腸からのSOSの可能性も 薬膳式食べ方のコツ!
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胃腸を元気にする朝食 おすすめ食材は「キノコ」
温かくて滋養のある朝食で、元気ときれいの源を作りましょう。
秋に旬を迎える、滋養たっぷりのキノコ。キノコをたくさん使ったスープは、だしを取る手間がいらないのでとっても簡単です。そして温かいスープに仕立てる調理法は、消化に優しいのでおすすめです。具材はキノコ類の他、鶏肉、山芋を。これらは「補気類」といって、お腹の調子を整え、元気を補う食材です。
傷みやすいキノコは時間のある時に、まとめて冷凍保存をすると便利です。保存の手順は、根元の石づきを取り、食べやすい大きさに切るだけ。保存用袋に入れたら1か月間冷凍保存が可能です。使う分だけ取り出し、凍ったままのキノコを鍋に入れればOKです!
キノコをたっぷり使って 脾を元気にするレシピ
○たっぷりキノコの吹き寄せ汁
【材料】(2~3人分)
シイタケ+お好きなキノコ 200~250g(マイタケ、エノキ、シメジなど)
鶏もも肉 1/2枚分(150g程度)
山芋 10cm
水 500ml
みそ 50g
ミツバやお好きな薬味 適量
1. 鶏もも肉は一口大にカットする。山芋はいちょう切りにする
2. 鍋に水を入れて中火にかけ、キノコ類と1を入れて煮立ったらアクを取る。火を少し弱め、フタをして10分煮る
3. 火を止めたらみそを溶かして、お好みでミツバなどの薬味をのせたら完成
※うどんを入れて、煮込みうどんにするのも簡単でおすすめです。
(村上 華子)
村上 華子(むらかみ・はなこ)
中医薬膳師、薬膳料理研究家、ヨガインストラクター。薬膳とヨガの教室【季結び庵】主宰。スーパーで手に入る身近な食材を使った季節の薬膳ごはんや、中医学とヨガの知恵を融合させたボディケアを研究中。自然と調和した心地よい毎日のために、日本の風土と個人の体質に合わせたライフスタイルを提案している。
インスタグラム:tokimusubian