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メーガン妃が「嫌われる理由」 ロイヤルのいない国に生まれたプリンセスの埋まらない溝
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「質素を旨」とする王室と真逆な行い 「偽善的」と非難の的に
このような“ジェット族”的な行いは、「質素をむね」としなければならない王室の真逆を行くもので、派手で品がなく即物的な、つまり英国人が「アメリカ的」と見なしがちな悪趣味なライフスタイルの典型だといえる。
しかも地球温暖化反対運動を支援しておきながら、民間機利用の4倍とも言われる二酸化炭素を吐き出すプライベートジェットを多用しては“偽善的”と非難が集まっても文句は言えない。
この問題が英メディアを席巻し、ヘンリー王子とメーガン妃に対するバッシングが激化した直後に、ウイリアム王子とキャサリン妃のケンブリッジ公爵一家が格安の民間機で旅行したが、それも「王族全員が金満なライフスタイルに浸っているわけではない」という必死のアピールだと感じざるを得ないのである。
特に最近の英国は、保守党政権が長引き、予算引き締め政策が続いて貧困の拡大が深刻化。さらにはEU離脱問題が紛糾して合意なき離脱もあり得る昨今、一寸先は闇と言った政治状況が不況を呼び、国民の不満と不安が渦巻く状態だ。
そんな現状でロイヤルが身勝手で成金的な行為をすればひんしゅくを買うのは当然である。