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メーガン妃はなぜ“叩かれる”? 「空気を読む」日本とは違う英大衆の気質 容赦ないゴシップ攻撃の理由とは
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英国のタブロイド文化には無知だったメーガン妃
母の死から22年という長い月日が流れ、35歳の大人の男性となり、父にもなったというのに、ヘンリー王子は「未だにシャッター音を聞くと神経質になる」と話してメンタルヘルスへの影響を明かし、国民の同情を集めた。
また、実父トーマスさんや異母姉サマンサさんがメディアを通じて激しく非難の言葉を連ねたりしたことで、英タブロイドの絶好の標的となってしまったメーガン妃は、インタビューで結婚前に友人と交わした個人的な会話を披露した。
それはいわゆる「タブロイド文化」がないアメリカの友人は素直にヘンリー王子との婚約を祝福したが、英国人の友人からは「結婚したらあなたの人生はタブロイドにめちゃくちゃにされると忠告された」というものだった。
ただしメーガン妃はこの時点ではまだ英国のタブロイド・メディアに関して無知だったため「無邪気に聞き流してしまった」と振り返り、涙をこらえるような様子を見せた。
さらにメーガン妃はアーチーくんの妊娠中の心痛も吐露している。「女性が最も無防備で傷つきやすい妊娠中にメディアに責められたのは耐え難かった」と語ったことで、72人の英女性国会議員も強く同情した。そして同じく公務に勤しむ女性として「メーガン妃のタブロイド提訴を支持する」と公開書簡を提出し、悩めるアメリカ人プリンセスをサポートした。