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メーガン妃はなぜ“叩かれる”? 「空気を読む」日本とは違う英大衆の気質 容赦ないゴシップ攻撃の理由とは
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プライベートジェット問題で「偽善」のイメージが
またふたりは「真実ではないことばかり書かれて非難されるのはいたたまれない」と口を揃えて言う。しかし、英国でふたりが批判の的となったひとつと考えられるのは、日本円にして数千万円もする豪華なベビーシャワーや夏の家族旅行で何度もプライベートジェットを多用する金満な行為だ。
しかもプライベートジェット問題は、ふたりが熱心な環境保全の運動家ということもあり、英国人の大嫌いな「偽善の香り」も充満した。
これに対してヘンリー王子は「99%は民間機利用」という中途半端な発言し、プライベートジェットの利用に関しては「家族の安全を第一に考えた結果」と説明した。ここはしっかり反省して「謝罪する」べきだったと思う。
しかし、その直後にウイリアム王子とキャサリン妃一家が格安航空券を利用して、ヘンリー王子の面目が丸潰れとなってしまった。
もしかしたら、ウイリアム王子のこの行動は、最近の兄弟の不仲と言われる原因のひとつだとは思うが、このプライベートジェットと格安民間機の利用で、地道で健気な印象の兄夫婦に比べ、ヘンリー王子とメーガン妃にはどうしても思慮が足りないという印象が強まってしまった。