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メーガン妃はなぜ“叩かれる”? 「空気を読む」日本とは違う英大衆の気質 容赦ないゴシップ攻撃の理由とは

公開日:  /  更新日:

著者:森 昌利

英国のゴシップを楽しむ文化 「互いにからかい合う」気質

 朝、お気に入りのタブロイドからゴシップを拾い、昼食時に仲間とその噂を肴にして討論する。それが英国人のランチ文化。タブロイドと大衆は密接に結びついている。

 ネタはそれこそ千差万別だが、セレブリティーとサッカーが最大の話題。中でもロイヤルネタは絶大な人気がある。

 ランチタイムが過ぎるとそこでそのゴシップの話題は終了。また明朝、同僚や仲間と盛り上がれる話題をタブロイドから拾う。

 もちろん、噂話としてゴシップを楽しむが、全てが真実だとは信じていない。ただし、火のないところに煙は立たないから、その範囲で噂の検証をする。それが英国人のゴシップに対する常識だし、エチケットでもあるといえる。

 それからもうひとつ、ここで記述しておきたいのが英国人のワーキングクラス=つまり一般大衆の気質だ。

 “Take the piss out of each other”という表現がある。日本語にするのは難しいが「お互いからかい合う」ということ。英国人はスポーツのように、まるでボクシングのジャブの応酬のように、お互いをからかう文化がある。しかし彼ら、彼女らのTake the piss out「からかい」はいささかキツい。